新型ジクサー250のエンジンに採用される「新 油冷エンジン」の話で終わっていた 先日のビジネスミーティングの続き...
V-STROM1050/XT 新商品説明の巻。
こだわりのクチバシデザイン
スズキがVストに採用したフロントデザインの「クチバシ」は、
怪鳥というアダ名でもおなじみ 80年代後半に発売されていたDR-BIG から踏襲されたもので、昨年発売されたKATANAの同一ヘッドライトとの組み合わせで上手く表現されています。
それもそのはず。
当時DR-BIGのデザインを担当されていた方が今回も携わったとのことです。*写真
1980年代はご存知パリダカでおなじみのラリーレースが爆発的な人気の年で、
当時のスポンサーである「Marlbro」の白/赤はデザイン担当の一押しカラーなのだとか。
広告メインカラーはスズキカラーの「チャンピオンイエロー」ですが、開発担当者は白/赤をメインで出したかった・・・という裏話もされてました。
物語があるってカッコイイですね~バイク開発にはあるあるです。
デザインもさることながらエンジンと電子制御システムも力作
旧モデルから50ccの排気量アップになっている新型Vスト。
いたずらに排気量をあげるとエンジン特性や乗り味も変わってしまい、
違和感がない作り込みにするには非常に苦労するそうです。
今回のエンジンコンセプトは「燃費とパワー感の実現」
何かを得ると何かを失う”トレードオフ”が開発時には付きものですがここで一役かっているのが電子制御システムの恩恵。
電子スロットルの採用などで総合的に、緻密にチューニングしやすくなり来年の環境規制ユーロ5に対応しつつ排気量は上がっても燃費を落とさないよう仕上がってるんだとか。。
会場で撮影してきた*写真でもわかるとおり新旧似たようなトルクカーブを描くように仕上がってますね!燃費も旧モデル同様の数値!!
*欧州仕様車の比較データ
XT仕様は、さらに電子制御システム満載。例えば、
坂道の後退するような時をサポートする機能
ツーリング時の積載重量が増えた時や二人乗りで重量が増えると制動距離を学習し一人乗りに近い制動距離にする機能など…こんな感じで言ってたような。。間違っていたらごめんなさい(汗
そんな難しい横文字が並ぶ、「~(なんじゃら)コントロールシステム」が沢山装備しておりますので買うならXTを強くお勧めいたします!
熟成され大きく変わったVストロム1050にご期待ください。
発売までもう暫くお待ちください!!